知っておきたい「痛風の初期症状」と「偽痛風」について

痛風と偽痛風

痛風発作は突然襲ってくる場合と、初期症状が出る場合があります。これは個人差があり一概には言えないですが、人によっては発作の数時間前ぐらいから幹部がピリピリしだす方もいます。

痛みが発症してしまうと、発症後12時間ほどでピークを向かえます。ピーク時は他の事が何も出来ないほどの痛みに襲われますので、発症したらすぐに病院に行くことをおすすめします。

ただ気を付けたいのは、自分では痛風と思っていても痛風ではない場合があります。いわゆる「偽痛風」と言われる症状です。今回は痛風に似た症状である偽痛風について解説していきます。

痛風に似た症状である偽痛風(ぎつうふう)にご注意を

痛風は高尿酸血症が原因で痛みが発生するのに対し、偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶が原因で関節に痛みが発症する症状です。

ピロリン酸カルシウムは関節内の軟骨で作られ、これが過剰に沈着することが原因とされています。痛風と症状が似ているが、高尿酸血症ではないため偽痛風と呼ばれている。

「痛風」

対象年齢:30~50代
性別:90%以上が男性
血清尿酸値:高尿酸血症
関節液内結晶:尿酸ナトリウム
部位:主に足指

「偽痛風」

対象年齢:年配者
性別:男女比差なし
血清尿酸値:正常値
関節液内結晶:ピロリン酸カルシウム
部位:主に膝関節

足指以外の痛みの場合は、偽痛風を疑った方がいいでしょう。特に女性の方は偽痛風である確率は高くなります。

痛風は足指の違和感やムズムズが前兆症状として出ることがありますが、偽痛風の場合は突然発症することが大半で強い痛みが2~3日続くことが多いようです。

痛風とは治療方法も違い、鎮痛剤で痛みを止めた後は関節周りの筋肉を鍛える運動治療を行う場合もあります。